こんばんわスタッフ満足です。


今週は週末に近づくにつれて温かくなりましたね


私も冬眠から覚めたように、動きやすくなっておりました


本日は、4月からスタート致します新しい資格について書きたいと思います


『介護職員初任者研修』と『介護職員実務者研修』です


後々は、介護福祉士より上級の資格も設定されるらしく、介護職の方にはやりがいのあるものになってくるのではと思っています。


ま~、実務経験や研修等が課せらるかとは思うので、また色々と確認しながらの作業にはなるかとは思いますが



介護職員初任者研修とは?


介護職員初任者研修は、「訪問介護員養成研修2級課程(ホームヘルパー2)」に変わるものとして、介護職への入職段階の研修の位置づけになり、平成254月に新たに創設された研修です。


以前の介護保険制度においては、複数の養成研修が存在し、複雑な養成体系になっていました。

この状況を解消するため、「今後の介護人材養成のあり方に関する検討会」の報告書により、「今後の介護人材のキャリアパスを簡素で分かりやすいものにするとともに、介護の世界で生涯働き続ける事ができるという展望を持てるようにする必要がある。」と提言された事に対する施策となっています。



訪問介護養成研修2級課程との違い



・介護福祉士課程への連続性を考慮し、「こころとからだのしくみと生活支援技術」として演習による介護技術を習得する時間を大幅に確保するとともに、講義と演習を一体的に実施。


・地域包括ケアシステムにおけるチームケアの提供を推進していくため、「医療と連携」に係る時間を確保。


・今後の認知症高齢者の増加を見込んで、「認知症の理解」に関する科目を新設


・「職務の理解」や「振り返り」の科目において、実習(職場見学等)により、実際の介護現場の体験等を実施


・研修の学習効果を高めるため、終了評価(筆記試験/1時間以上)を実施。


介護職員実務者研修とは?


実務者研修は、幅広い利用者に対する基本的な介護提供能力の修得に加え、医療的ケアに関する知識及び技能の習得を目的とした研修です。

実務では習得しにくい体系的な医学知識、制度の知識、介護過程の展開、認知症などについて学ぶことができ、スキルアップにもなります。

また、この研修を修了することにより、
2012年度より『実地研修』を修了すれば、医療行為である「喀痰吸引」が介護職員でも実施できるようになりました。


また、
2015年度(20161月試験)から介護福祉士の国家試験の受験資格に、現状の3年以上の実務経験に加えて「実務者研修(無資格者は450時間)」の受講が義務付けられることが決定しました。

ただ、実務者研修修了者は
20131月以降の介護福祉士国家試験のうち、実技試験が免除されたり、介護福祉士資格取得後に「喀痰吸引等研修」を受講する必要がなくなるなどのメリットもあります。


そして、ホームヘルパー
1級・介護職員基礎研修の資格取得者は、介護職員実務者研修に相当しますが介護福祉士の国家試験の受験資格には介護職員実務者研修の受講は必須となります。